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2018.12.21

伝説のリンク

カテゴリー:日常 担当者:東海メンバー

こんばんは。

今回も大澤剛は名古屋からお届けします。

晴れた11月某土曜日。

名古屋市大須の通称大須スケートリンク、正式には名古屋スポーツセンターというのです。

ここは伊藤みどりが技を磨いた伝説のリンクなのです。

今回も名古屋スキースノーボードクラブのオフトレとして訪れた。

カウンターには若人が二人、素人のようなやり取りをして中に入る。

目に入るのは年季の入ったロッカーと、真っ黒な床のゴムマット。

スケートシューズを履いて歩くので当然だろう。

入場料は大人1400円、レンタルシューズが400円で終日遊べる。

ロッカーは500円だが何度でも開け閉めできるロッカーもあった。

でも高かったので普通のロッカーに入れたら手袋を忘れ、500円おかわり。

リンクは白く広く、みな動いていた。

我もと思ったが「ワンポイントレッスンが200円」で受けることができた。

先生は若干二十歳、とてもハンサムである。

『何をしたいですか?』

レッスンにリクエストがあることにとても驚いた。

やりたいことを教えてくれるのだ。

「スピンがしたいです」

『…僕もできないです』

聞くと,先生の専門はアイスホッケー、ひたすら強い滑りの御仁である

「滑って止まれてバックで滑りたい」

『では止まるところから始めましょう』

レッスンが始まった。

 

みな額に汗しながらも滑って止まれそうだ。

相当な時間がたって先生は帰って行った。

とてもアバウトである。

リンクは陸上トラックと同じ左回りである。

とても速い流れもあるが大概が我々同じく優雅な時の流れである。

カラーコーンも滑っている。

自由なのだ。

リンク中ほどでは飛んだり跳ねたり回ったりしている。

未来の浅田真央がたくさんいる。

いまは「紀平梨花」か。

個人レッスンも多彩である。

お母さんがひたすら娘に指導をする姿は自然で美しい。

お母さん自らがお手本を示す姿はなおのこと,今でも気持ちは現役なのだ。

先生が指導をしている。音楽がWラジカセから大音量で流れてくる。

先生は見守っている。そしてストップウオッチを持っている。

「そこ!」

我々には皆目わからない。

専門が過ぎるとただただ感心する。

とてもきれいな先生だ。

ペアで腰に手を回し滑っている。

生徒は照れるのだろう、顔は近いが先生を直視できない。

「どこ向いているの。誰と滑っているの!」

顎をおさえ強制的に面前に直させる。

40後半のやせ気味の生徒は

「はい」

と顔を向けるがうつむき加減。

生徒の気持ちが痛いほどわかる。

先生はとても美しく、どうにも照れるのだ。

でも彼はどうしてレッスンを受けているのだろう。

これからどう頑張っても羽生君には追い付かないし、歳も過ぎている。

だが先生の厳しい指導を受けているだけで、僕は生きていると実感できるのだろう。

 

相も変わらずチビッコはぐるぐる回り、そばをビュンビュン通り過ぎていく。

ホッケーマンは一直線を行ったり来たり、エッジを利かせ何往復もリズム良く繰り返す。

カラーコーンを抱いた中国人観光客がわーキャー言いながらズルズル滑る

変わらぬ努力で後ろ向きに懸命に滑ろうとするわたしの姿があった。

 

昼過ぎに集まりかれこれ3時間、みなもう上がっているようでわたしだけがリンクに立っていた。

ダウンベストはグッショリ重く、ゲレンデ以上に充実していた。

リンクを後に街を歩く。

 

大須観音にお参りしインターナショナルな街だと再確認する。

商店街はきれいでにぎやか、どの店にも吸い込まれそうになる。

打ち上げ会場はあった。

が、通り過ぎた。

約束の時間には少し早かったからだ。

ライスコロッケがおいしそうだった。グラスに入った地ビールの写真にくらくらした。

席に座りコロッケとビールが運ばれてきたが、グラスはなかった。

「グラスは?」

『瓶のままご提供しています。コップならありますが』

プラスチックのコップで乾杯。

ぺこぺこ言わしながらもビールは旨い。

定刻になり会場へ。

待ちに待った“ワイン渡辺”

『乾杯!』

みな各々好みの料理と部長チョイスのワインとともに舌鼓。

やっぱり部活はいいねぇ。

今回思ったことがふたつあった。

ひとつは、

途中からバックをずっと練習していたがなかなか上達しない。

が、いつしか上級者が寄ってきて“ひょうたんを描け”とアドバイスをくれる。

劇的に上達する。

一所懸命取り組む人に、周りは必ず手を差し伸べる。

そしてもうひとつは、

未来の浅田真央ちゃんたちは明るい。

そしてみな例外なく細くて長い脚をもち、お尻が高い。

遠心力は重力をも超越する。

これからスキーシーズンである。

雪山が待ち遠しい。

ゲレンデのシャンパンも最高である。

 

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