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スタッフブログ

2014.12.05

建築巡礼

カテゴリー:日常 担当者:関東メンバー

 

東京で設計の業務を担当しています。若手@#2です。

 

テント倉庫は一般の建築物とは異なる部分が多いので、業務上役に立つことはあまりありませんが、

学生時代から国内外問わず建築物を見て歩いています。

 

そこで今回はお薦めの建築について書きたいと思います。

 

先日金沢を訪れた際に立ち寄った建物です。

 

金沢で有名な建築物といえば21世紀美術館ですが、

今回ご紹介するのはそこから歩いて10分ほどのところにある『鈴木大拙館』です。

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住宅街の中にひっそりと建つこの建物は

禅の思想を世界に広めた仏教哲学者・鈴木大拙を知り、学び、自ら考えることを目的とした施設で、

設計はニューヨーク近代美術館や京都国立博物館などを手がけた建築家・谷口吉生氏です。

 

館内は直筆の書や写真が展示してある「展示空間」、心や思想について学ぶ「学習空間」、

そして自らが考える「思索空間」の3つの空間と、

「玄関の庭」「水鏡の庭」「露地の庭」の3つの庭を回遊する構成になっています。

 

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一般的な美術館や資料館とは異なり、単に鑑賞する場ではなく来館者自らが体験する、

禅の鍛錬法を「身をもって体験すること」という鈴木大拙の思想に基づいて設計されています。

 

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「思索空間」では畳敷きの椅子に腰かけ「水鏡の庭」を眺めると、

加賀藩の筆頭家老本多家にゆかりのある「本多の森」を借景に、

普段では気づくことのない水音、風、光を感じつつ、

ゆっくりとした時間の中で日常とは別の世界に浸りながら思索にふけることができます。

 

シンプルな現代建築でありながら禅寺のような空気感を持ち、

日本的な美しさを感じさせる『鈴木大拙館』。

 

近所にあったら通いたくなる建築でした。

 

 

来春には新幹線も開通する金沢を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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