外壁に鋼板(ガルバリウム鋼板) を採用し、防犯性にも優れる

ハイブリッド倉庫

テント倉庫の「明るく開放的な空間」はそのままに、外壁をガルバリウム鋼板とすることで、防犯性・断熱性・耐久性を大幅に向上。太陽工業のハイブリッド倉庫は、テント倉庫の利便性をさらに発展させた“より快適で安心な空間”を提供します。

倉庫用途だけでなくカフェやショールームなど、一般の利用者が出入りする施設にも対応できるよう開発された、新しいタイプのテント倉庫の形です。

開発の背景

従来のテント倉庫は、採光性や施工性の高さから多くの分野で利用されてきました。しかし、全体が膜材で構成されるため、

  • 防犯性に不安がある
  • 外壁強度や断熱性に限界がある
  • 商業施設など、一般客が利用する用途には不向き

といった課題がありました。

その課題を解決するため、屋根を膜構造・外壁を鋼板構造としたハイブリッド仕様が開発されました。これにより、膜構造の「明るさ・無柱空間」という利点を生かしながら、堅牢で快適な内部環境を実現しています。

テント倉庫との比較

項目 テント倉庫 ハイブリッド倉庫
外壁構造 膜材(全面) 鋼板外壁+膜屋根
採光性 ◎(全面採光) ○(屋根採光)
防犯性 △(全面膜材のため) ◎(鋼板外壁で高防犯)
耐久性
断熱・遮音性能 △(オプションにより強化可能) ○(断熱仕様追加可)
外観デザイン 簡易的 建屋型で商業施設にも対応
想定用途 倉庫・作業場 倉庫・工場・カフェ・ショールームなど

 

ハイブリッド倉庫の特長

明るさと快適性の両立

屋根を膜構造とすることで、自然光を採り入れた明るい空間を維持。照明コストを抑えながらも、快適で開放感のある作業・滞在空間を実現します。

高い防犯性・耐久性

外壁にガルバリウム鋼板を採用。従来の膜構造では難しかった防犯性・外装強度を大幅に向上し、商業施設や人が集まる空間にも適しています。

無柱構造による自由なレイアウト

膜屋根構造により、内部に柱を設けない大空間を確保。倉庫・作業場だけでなく、カフェスペースや展示スペースなど、レイアウト変更にも柔軟に対応します。

商業利用・公共利用にも対応可能

建築確認申請を前提に設計されるため、法令適合性を確保しつつ、商業・展示・公共施設用途にも展開可能です。
(※用途に応じて構造・設備仕様を個別設計)

維持管理・点検体制

竣工後も安心してご利用いただけるよう、太陽工業では定期点検や補修などのアフターケア体制を整えています。

膜材や構造部材の劣化診断、必要に応じた補修・張替えなどを通じて、安全性と性能を長期にわたり維持します。

想定活用シーン

  • 一般倉庫・物流拠点
  • 事務所併設型倉庫
  • カフェ・ショールーム・販売スペース
  • イベント・展示施設
  • 軽作業・製造スペース

ご検討中の事業者様へ

「テント倉庫では少し物足りない」「より快適で安心な空間がほしい」。そんな声から生まれたのが太陽工業のハイブリッド倉庫です。

膜構造の明るさ・無柱性と、鋼板構造の堅牢性を兼ね備え、用途拡大・商業利用・長期運用までを見据えた次世代型テント倉庫としてご活用いただけます。

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